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秋の遠足2024~帝釈天に会いたい!~その①

IATHセラピストの秋の遠足2024! 

11月22日、いい夫婦の日に行ってまいりました。

 

待ち合わせはJR京都駅西口広場。

今日は遠いところからの参加もあったので、新幹線利用者もJR利用者も近鉄利用者も分かりやすいように・・・この広場にしたけれど・・・

迷子続出で波乱の幕開け!

 

色々あってようやく全員集合。

京都駅から東寺に向かってお散歩。久しぶり~の仲間と、ワイワイきゃぴきゃぴ。

 

そういえば・・・東寺までの普通の住宅街で、「あれは何?」と東海地方出身のちーちゃんから疑問が。

関西には、町内に1つお地蔵さんがあります。

 8月23日には町内ごとにお地蔵盆があるよ~!

 え~ビックリ!

というやりとりも、キャピキャピしてて結構声が大きい(^^♪

近隣の方、うるさくしててごめんなさいでした。

東寺到着! 

そして・・・いきなり柳とカエルのお話です。

書家、小野道風ゆかりの柳。

ある時、スランプに陥った道風さん、筆を折ろうとしていた時、カエルがピョンピョン柳につかまろうと跳んでいる。

 おいおい、そりゃ無理じゃろ~

と、道風さん、思っていたら・・・カエル、やるやん!柳につかまって大成功!

 まだまだ自分の努力は足らなかった・・・

と道風さん大反省、鍛錬を重ねることを誓ったとのこと。

花札にもその図柄がありますよ!


ようやく、東寺らしい風景。

これが五重塔か~

そして、頑張れ紅葉!

もうちょっと色づいてみようか。銀杏さえ緑色だよ~。


特別公開中の立体曼荼羅、五重塔の中は撮影禁止なので、お写真はありませんが、様子をちょっとだけご報告。

 

講堂の立体曼荼羅はやっぱり壮観。帝釈天をはじめ、美しい仏像が曼荼羅に配置されていて、仏像の後ろ側もグルグルと回ることができる貴重な機会です。

お堂の中に秋の午前の日差しが白く差し込んで、この日の立体曼荼羅はいつにも増して、清々しく、爽やかな空間のように感じました。

 

金堂の薬師如来さまはお優しく、日光菩薩さま、月光菩薩さまは柔らかく、お美しい。曲線美に癒され、ゆるゆると許される心持になりました。

 

そして、五重塔。実は1階建て。屋根を5つ乗せちゃったらこんなのが出来上がった・・・らしいです。支える心柱の逞しい事。宮大工さんの技術の高さには頭が下がります。

五重の塔の1つ目の屋根の下。

四つ角にそれぞれ天邪鬼がいて、屋根を支えてます。

諸説あるそうですが、一説によると、大工さんの「遊び心」とのこと。

あまのじゃく、支えてくれてるんやね。ありがと~う!

そうこうしているうちに、ランチタイム。

先は長いので、しっかり腹ごしらえ。

 

京都のB級グルメのひとつ「からしそば」。皆さんご存じですか?

 

折角なので、老舗?の中華屋さんハマムラでからしそばランチ。

(ロゴをみると1924年からとあるので、今年で100年。京都でも老舗の新参者(笑)と言ってもいいでしょうか。)

 

からしそばは・・・和からしのツーンを感じる、ちょっと黄色い麺が絶品でした。ごちそうさま!

 

やっぱり中華屋さんのロゴはスタンダードな赤をふんだんに使ってますね。

そういえば、私たちも食べ終わるの、結構早かったかも。(赤は時間が早く過ぎるように感じる効果があるらしい。) 

 

さてさて。ランチが終わったら、次の目的地、相国寺へ。

京都市地下鉄に乗って今出川駅を目指します。

 

・・・そこでもまた、予想外の寄り道も。に続きます。